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日々精進~オレの自転車日記~

内気だった少年は戦いの中で大人へと成長していく…… (引越中)

#182 ◆鈴鹿2015(3)~世界でいちばん熱い夏~

ELW イベント

<ここまでのあらすじ>

午前、午後一と走った競技は自分のベストを引き出せず撃沈。

残すは夕方の2人組2時間エンデューロのみとなったが、

ペアを組むハンサム君も午後からのチームTTで体力を使い果たし二人ともズダボロ状態に…

果たして、オレの3年間の集大成はこんな形で終わってしまうのか…!?

 

 

 

 

私「2時間エンデューロどうしようか?」

 

チームTTを走り終えてからしばらくして、息が落ち着きつつあるハンサム君と作戦会議。

目標を決めます。

去年は(ご存知)雨天中止だったので一昨年前のリザルトを参考にします。

私「トップは14周回でAVG40.45キロ。(--;) こんな記録、万全な状態でも無理。現実的に(ちょっと自信を失ったので弱めに)AVG30キロにしようか?」

ハ「それだと何位ですか?」

私「300位くらい(約400組中)。」

ハ「ちょっと下すぎる。せめて真ん中くらいは…200位だとどれくらいのペースですか?」

私「11周回、AVG31キロ。この辺りのタイムにボリュームが集中して、

1秒記録が上がれば何十位も順位が上がる感じになってる。」

 

ここを目標にしよう。

 

鈴鹿のコース、1周回は頑張れるが2周目からのホームストレートが辛い。

かと言って1周交代ではピットインのロスタイムが大きい。

辛いけど2周目はまだ力を振り絞り走れるから2周交代で走ろう。3人組エンデューロならピットイン回数を減らすため3〜4周交代で各自全力で一回走って終わりという手もあるが。

 

 

 

 

 

 

走り終えたハンサム君のダメージが大きいので、まず私からスタートします。

2周ずつ目標11周を走るなら、オレは6周は走る計算になる。

これが泣いても笑っても、ラストチャンス。

 

どうか神様、最後の最後くらい納得できる走りをさせて下さい…(>_<;)

 

空は雲は残っているものの晴れています。もう雨の心配はありません。

さあ、泣いても笑ってもこれが本当の最後です。

 

 

2人組3人組4人組の各エンデューロ競技同時スタートなので、すごい数の出走者。果てが見えません。出走者が多いので、事故防止のためローリングスタートになるようなアナウンスがありましたが、よく聞き取れません。

 

スタートです。

 

今回はゆっくり前から順次スタートしていくので慌てる必要はありません。

実は「体験レース」ではあわててしまい失敗したので丁寧にクリートキャッチ。ホームストレートはゆっくりと進みます。

シケイン前を登ったところから急に周りが速く走り出しました。

ここからスタートだったようです。

 

脚に魂を込めます…

 いくぞっ!カソクソーチ!www

 

下りからのスタートは私としてもありがたい。

そして…3度目の正直。

今回こそ脚がいつも通りに回ります!

この感じが朝から欲しかった。

 

西ストレートを抜けスプーンカーブの登りはダンシングで登りますが、距離が長くてダンシングが最後まで続かず一気に登りきれません。勢いが落ち重いギアが回せなくなり、ギアを数段落としてシッティングに切り替えます。

朝はダンシングもまともにできなかった。

 

朝から周回を繰り返した事で、各要所ごとの自分なりの効率の良い走り方が少しずつ分かってきました。

 

ヘアピンカーブからテグナーカーブへの高速ゾーンではどんどんギアを上げて飛ばしていきます。

まだスタートからの集団がバラけていないのでここで接触事故が発生していました。私がいくら気をつけていても、相手からぶつかってくる事もあります。細心の注意をしなければ。事故った人を気の毒に思いながらやり過ごして先を急ぎます。この人もこの日のために頑張って練習してきたのでしょう。

そういう私も後がありません。

 

下りは今まで躊躇していたコーナーも全力で突っ込みます。テグナーカーブは勢いをつけたまま突入する高速コーナーです。

外に膨らむので後方を確認してから突入します。後ろの進路をふさいで追突されるのは勘弁。レースに関係ない装備はあらかじめ外しましたが、バックミラーだけはその為に残しました。

あと新調したパナレーサーのグリップが良かったですね。

 

2周目のホームストレートからシケインまでの登りが本当に辛い。ここだけは何周走っても上手い走り方が見つけられませんでした。この登りを克服できる脚力があればアベレージは大きく上がり、どの競技でも順位は一気に上げられるでしょう。

しかし、ここを抜ければ一安心。他にスプーンカーブの登りも辛いですが、大きくは下り中心のコースです。接触事故を避けるべく、ライン取りだけは注意しながら飛ばします。

 

2周でピットイン。

ピットコースもある程度の速度で走れるゾーンがあるのかと思いましたが、係員が速度を落とせと繰り返しアナウンスしています。ピットゾーンもかなり長いですから、ここでの徐行運転はタイムロスが大きいですね。

でもホームストレート走ってもそれほど速く走れないので気にするほど大きな差はないのかな?

 

ハンサム君にセンサーが入ってる足バンドを受け渡します。チェーン汚れを防止する裾バンドみたいな物です。センサーはリレー形式で受け渡します。

 

やっぱり2周でちょうどいいですね。

AVGは32キロで走れています。

私の脚はようやく戻ってくれました。(^o^)/

あと気にするポイントはハンサム君のダメージの残り具合はどうかなのか?

そして後半周回を重ねた時に、私の脚はまたダメダメなくらいに走れなくなるのか?

たかが朝の試走2周で壊滅的に脚のダメージが残った事がとても信じられないのですが確かな事実。

 

 

ハンサム君1周回目のホームストレートを抜ける走りを見る限りは大丈夫そうです。

そして2周回して作戦通りピットインしてきます。

 

 

ピットインするところ、写真に撮りたかったですが、自分も直ぐに出られるように待機していないといけないので時間的にダメでした。

ハンサム君が3〜4周目を走り、私にリレー。

5周目スタート!

 

ピットアウトしていきなり苦戦続きのシケイン前の登り。でもここは休んで脚が元気なので一気に登ります。

ようやくノリノリになってきました。

西ストレートでガンガン抜いて、勢いをつけてスプーンカーブに突っ込みます。

 

そんな私をもっともっと速い人がガンガン抜いていきます。

すんごい楽しいです!

こんな速い人たちと本気の真剣勝負で走れるなんて!

 

ただ何度も書いていますが一周してホームストレートからシケイン前の登りだけがいつまでもキツイ。ここだけは毎回脚が回らなくなります。そして、ここさえしのげば後は一気。

 

 

2度目のピットイン。

ハンサム君が油断していて準備できていませんwww

お茶飲んでる場合じゃないぞーっ!(--;)

慌ててサイクルスタンドに掛けてあった愛車バッソを取り出して私の元へ来ます。いつピットインしてくるのか待ってる場所から事前に見えないのが問題ですね。

今何処を走っているのか位置情報を共有するアプリなんかもありますが、願うならばピットイン入口を大きなスクリーンでピットから見られると良いのですが。

 

AVG31キロ。少し落ちましたが目標数値は維持しています。

ハンサム君が7〜8周目を走り、残り時間的にいよいよ私のラストラン。

9〜10周目を走ります。残り時間はおよそ30分!

 

 

 

大詰めです。悔いの無い走りをしましょう。

空はいつの間にか雲一つない快晴に。夕日が鈴鹿サーキットのスタンドを赤く照らし始めます。

 

さすがに脚の疲れを感じます。やや攣りそうな予兆があります。

でも結果が出ているので気持ちも入って頑張れます。

 

私が無事走り切れば残り時間的に目標の11周は達成できるでしょう。

今日は朝から散々で大変疲れました。今日の出来事が走馬灯のように思い出されます。

終わり良ければ…です。

 

1〜2周目を全力で走って、5周目からまたグダグダになるのではないか?

という恐れがありましたが9周目の走りでも大丈夫です。

朝のグダグダな走りはいったい何だったんでしょうか?

待たされに待たされた鈴鹿。

3年間の集大成だから絶対に結果を残そうと気持ちが入りすぎてしまい、

身体全身が硬くなっていたのかもしれません。

 


このコース今日1日でいったい何周したんだろう。よく飽きずに走ってきたものです。

9〜10周目を走りきりピットインします。

 

またピットに誰もいません。(笑)

 

ハンサム君、今度はコース沿いに出てホームストレートを他の選手が走っているところを見ていました。

もしかして、彼はのんびり屋さんですかっ!?(^_^;)

慌てて出発。残り時間10分くらい。

あとはお任せです。私はコース沿いに出てゴール瞬間の撮影に備えます。

 

終了時間が刻一刻と迫ります。

ハンサム君が…来た!軽くガッツポーズ。

目標クリア!

 

12周回目に入ります!

そのあとに「2時間終了」のアナウンスが入りました。

このタイミングから走っていた選手たちはピットアウト口から順次ピットに入っていきます。

 

 

 

そして、ハンサム君が帰って来ました!!

最後の、感動のゴールシーンは写真取らなければ…!!

 

 


 

 

あ…(失敗した…(T_T))

 

 

 

 

 

… … … …。orz

 

 

 

 

エンデューロ、ようやく満足できる走りができて楽しかったです。

チームで協力する感じもいいですね。

でもリレー形式なのでチームTTとは違い、走る時は一人なので自分のペースで走れますし。

 

結果はもちろん目標を大きくオーバー。

ざっくりな数字で報告しますが、約400組中100位ちょっとの順位でした。

自分の実力を考えれば、まずまずです。

 

ようやくブログに報告できるような記録が出せました。(^^)

 

そして、もう一つのクラハシ君のチームは…

な、なんと入賞しました!(驚)

すごいですね~。

いくら私が頑張ってもクラハシ君に全く勝てない事がよくわかりました。(笑)

 

 

 

 

 

 


初日の全プログラム終了。

明日もレースはありますが、私のエントリーした種目はこれで終了です。

夕日が陰り、熱戦が繰り広げられたサーキットも寂しさを感じます。

 

 

8月の風を両手で抱きしめたら…♪

(世界でいちばん熱い夏/プリンセスプリンセス)

 

 

 

熱かった夏の終わりです。

 

 

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